南砺市の魅力
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「福光美術館」南砺市の芸術の発信地はココにあった

南砺市福光にある「福光美術館」をご紹介します。福光美術館では棟方志功や石崎光瑤といった有名芸術家の作品が展示されています。今回は周辺のグルメスポットもまとめました。

皆さん、こんにちは
なんと南太郎です。

 

弊社スタジオパールでは富山県南砺市利賀の大自然から生まれる“脇谷の水“を販売している地元の企業です!産まれも育ちも富山県南砺市出身の社長が地元を愛す思いからこの商品は開発されました。

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そんな社長が愛す南砺市を全国の皆さんに伝えるため、この「南砺市の魅力」ページでは南砺市の伝統的なお祭りや、新生グルメスポットまで南砺市に関する情報を幅広い角度からお届けします!

 

「南砺市、アツいじゃん」
皆さんにそう思ってもらえるよう日々更新をいたします!どうぞ、よろしくお願いします!

 

今回は南砺市福光の山あいに佇む「福光美術館」に取材を行いました。
福光美術館は石川県金沢市にまたがる医王山の麓にある、大自然に囲まれた美術館。

 

この記事では南砺市の芸術の発信地である福光美術館とその周辺スポットをご紹介します。

 

福光美術館ってどんなところ?

福光美術館は1994年にオープンしました。

 

世界的に有名な版画家である「棟方志功」
福光町出身で日本画家の巨匠「石崎光瑤」
福光美術館はこの二人の作品が常設で展示されています。

 

棟方志功と石崎光瑤の作品を常設展示

写真は棟方志功の展示スペース

 

棟方志功は版画で世界的に有名な芸術家です。
元々は「わだばゴッホになる」と油彩画家を目指していましたが、「板の生命を彫り起こす」という思いから版画を制作するようになりました。

 

棟方志功は自らの版画を「板画」という字で表現します。木の魂というものを直に生み出さなければ、よりよい作品は生まれないと考え、板の声を聞くという意味を込め「板」という字を使うことにしたそうです。

 

そして、棟方志功は1945年から6年8カ月間、富山県南砺市(旧福光町)へ疎開していました。
その間に制作された作品を中心に、彼の生きた軌跡を展示しています。

 

写真は石崎光瑤の展示スペース

 

石崎光瑤は富山県南砺市(旧福光町)出身の日本画家です。
光瑤は1896年12歳から金沢で琳派の絵師 山本光一に絵を学びました。
その後、光瑤は京都に移り、日本画の大家竹内栖鳳に弟子入りし、才能を一気に開花させました。

 

1987年に石崎光瑤の遺族の方が彼が残した約500点以上の作品や下絵などを南砺市に寄贈することが決まりました。
そのことがキッカケで誕生したのがこの福光美術館なんです。

 

地元芸術家たちの作品も豊富に展示

写真は2階のコレクション室

 

その他にも南砺市ゆかりの芸術家の作品が常時展示されています。
南砺市出身の芸術家の作品も多いです。

 

中でも人気なのがこの松村秀太郎さんの作品です。
富山県南砺市(旧福光町)に生まれた彫刻家で、高校教師として働きながら創作活動を行った努力家です。
南砺市民から愛され続けている芸術家と言えます。

 

年6回ほど行われる企画展示

写真は企画展示のスペース

 

企画展示は年間6回ほどのペースで開催されています。
その他にもコンテストで集まった作品の展示やワークショップなども行われています。

 

「棟方志功 広大無辺の書の世界」のパンフレット

 

僕が訪れた際(2018年10月)は「棟方志功 広大無辺の書の世界」と題した展示が行われていました。
この展覧会では版画家のイメージ強い棟方志功が残した「書道作品」をまとめて展示していました。
力強い筆のタッチは思わず後ずさりしてしまうほどです。。。

 

分館も魅力的

車で7分ほどの離れた別館愛染苑には棟方志功が福光で疎開中に制作した作品や生活をしていた住居など生きた軌跡を見ることが出来ます。
棟方志功ファンの皆さん、行かない手はありませんよ!

 

棟方志功記念館「愛染苑」

こちらは棟方志功が住んでいた家「愛染苑」の跡地に建てられた展示館です。
展示されている作品は棟方志功が福光で疎開生活をしていた6年8カ月の間に制作したものが中心になっています。
実際に住んでいた場所で作品を見ることができるなんて、ロマンチックです!

 

旧棟方志功住居「鯉雨画斎」

こちらは棟方志功が福光での疎開中に実際に住んでいた建物である「鯉雨画斎」。
その頃は画室の窓から山々が見え、とても自然豊かな場所だったそうです。
「鯉雨画斎」は「りうがさい」と読み、棟方志功自らが名付けたアトリエの名前です。
こちらでは壁や板戸などいたるところに絵が描かれています。

 

民藝館「青花堂」

愛染苑に隣接する民藝館「青花堂」。
棟方志功の福光疎開生活を支援した石崎俊彦氏が家と民芸品などを町へ寄贈したことからオープンした別館です。
石崎氏は棟方志功に住居の土地を貸し、隣にこの家を建てたほど棟方志功との交友が深い人物でした。


この様に本館だけでなく町なかにある分館でも棟方志功が福光で生きた軌跡を追うことが出来ます。
そして、分館まで足を伸ばすのなら周辺のグルメスポットもオススメです!

 

寄り道できる周辺グルメスポット

最後に福光美術館周辺の人気グルメスポットをご紹介します。
せっかく福光まで来るなら、グルメも楽しんでください!

 

道の駅 福光

福光美術館から車で3分ほどで到着する「道の駅 福光」。
市内の農家さんが出品する朝どれ野菜が大人気です!

ゆず、りんごなどのフルーツも品揃えも豊富で、南砺土産を買うには絶対外せないスポットです。
農家さん直売だからこそなし得る価格にも驚くこと間違いなしです。

 

「道の駅 福光」
所在地:〒939-1625 富山県南砺市中ノ江21
営業時間:(冬季)9:00〜18:00
     (夏季)9:00〜18:30
電話番号:0763-52-4100
定休日:無

 

手打そば 萱笑(かやしょう)

福光美術館から車で7分ほどで到着する「手打ち蕎麦 萱笑」。
南砺市で1番人気のお蕎麦屋さんです!

 

古民家をリノベーションした店内は雰囲気も抜群。
南砺市産石臼挽きそばを使った手打二八そばは一度食べたらやみつきです。

 

「手打そば 萱笑(かやしょう)」
所在地:〒939-1643 富山県南砺市福光6771
営業時間:11:30~14:30/17:00~21:00
電話番号:0763-52-5033
定休日:毎週火曜 (祝日の場合は水曜)
※毎月1回月曜日に臨時休業アリ

 

施設情報

今回は南砺市の芸術の発信地「福光美術館」をご紹介しました。
ぜひ、みなさんも芸術の力強さを感じに足を運んでみてください!

 

「南砺市立 福光美術館」

本館

所在地:〒939-1626 富山県南砺市法林寺2010
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日・年末年始(12/29~1/3)
料金:一般 300円
   高校大学生 200円(企画展開催中は別料金)
   中学生以下 無料
電話番号:0763-52-7576
FAX番号:0763-52-7515


分館 棟方志功記念館「愛染苑」

所在地:〒939-1654 富山県南砺市福光1026-4
開館時間:9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日・年末年始(12/29~1/3)
入館料:一般 300円
    高校大学生 200円
    中学生以下 無料

    両館とも観覧の場合は100円引(優待券)
電話・FAX番号:0763-52-5815

 

自動車をご利用の方

・小矢部I.C(北陸自動車道)より10分
・福光I.C(東海北陸自動車道)より15分
・福光駅(JR城端線)よりタクシーで7分
・JR金沢駅より45分(国道304経由)
・金沢大学角間キャンパスより30分(県道27経由)

 

公共交通機関をご利用の方

・JR福光駅よりバスで10分 バス停「川合田温泉」下車後に徒歩5分
・JR金沢駅よりバスで60分 バス停「川合田温泉」下車後に徒歩5分

 

まとめ

スタジオパールでは南砺市の芸術の継承を応援しています!
弊社の商品「利賀の脇谷の水」も南砺の芸術的と言える名水を皆さんに届けたいという思いで開発されています。

イベント・会議での発注も大歓迎しております!
詳しくは、スタジオパールにお問い合わせください。 

 

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それではまた次回!!
なんと最高!!