南砺市の魅力
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お祭りのこと

「シアター・オリンピックス」利賀・黒部で味わう舞台芸術

日本で20年ぶりに開催する、国際的な舞台芸術の祭典「シアター・オリンピックス」。今回は会場の1つに利賀村が選ばれました。この記事では「第9回シアター・オリンピックス」について紹介し

皆さん、こんにちは
なんと南太郎です。

 

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そんな社長が愛す南砺市を全国の皆さんに伝えるため、この「南砺市の魅力」ページでは南砺市の伝統的なお祭りや、新生グルメスポットまで南砺市に関する情報を幅広い角度からお届けします。

 

「南砺市、アツいじゃん」
皆さんにそう思ってもらえるよう日々更新をいたします。どうぞ、よろしくお願いします!

 

今回は2019年8月23日(金)から9月23日(月)まで、富山県南砺市利賀と黒部市で開催される「第9回シアター・オリンピックス」についてご紹介。世界16カ国・地域の演出家が参加する国際的な舞台芸術の祭典の魅力をお伝えします!

 

「シアター・オリンピックス」ってなに?

舞台芸術の祭典であるシアター・オリンピックス。まずはいったいどういった内容なのかご紹介します。

 

国際的な舞台芸術の祭典

皆さんは舞台芸術をみたことがありますか?

 

舞台芸術とは、ミュージカルや演劇、オペラのように舞台上で表現される芸術のことを指します。役者や衣装、音楽などさまざまな手段で創造される芸術は、観客が作られた世界へ惹き込まれることも魅力の1つです。

 

日本にも能や歌舞伎のように伝統的な舞台芸術が存在しますよね。シアター・オリンピックスは、そんな世界の様々な舞台芸術を取り入れた国際的な祭典となっています。

 

シアター・オリンピックスの歴史

シアター・オリンピックスの歴史が始まりを告げたのは、1990年代の初めに来日していたギリシアの演出家、テオドロス・テルゾプロス氏の声掛けからでした。

 

当時国際演劇祭の芸術監督をしていた日本人、鈴木忠志氏に招待されたテオドロス氏は、世界各地で起きている民族紛争に対して危機感を抱いていたのです。

 

「冷戦後、これからは希望が持てる世界になるのではないかと思っていたら、世界のあちこちで民族紛争が噴出した。そうしたなかで、演劇は人類の未来のために頑張らなくてはいけない。」

そんな考えから世界各国の演劇人に声を掛け、1993年にギリシアのデルフォイにてシアター・オリンピックスが発足される形となったのです。

 

その後、ギリシアのアテネや日本の静岡、ロシアのモスクワなどさまざまな国で国際的な舞台芸術の祭典シアター・オリンピックスが行われるようになりました。

 

「第9回シアター・オリンピックス」について

今まで幾度となく行われてきたシアター・オリンピックスですが、第9回では今までとは異なり、初めて2つの国で共同開催されることが決まっています。

そんな国の枠を越えての同時開催は祭典史上初めてとなり、注目を集めていることもポイントです。

 

コンセプトは「Creating Bridges」

第9回コンセプトテーマは「Creating Bridges」。日本側で開催されるシアター・オリンピックスの芸術監督を務める鈴木忠志氏は会見で、「国や民族を越えて人類に貢献したい。国同士の異質な文化に橋を、明るい虹をかけたい。」と話し、国際的な共同事業に意義があると述べました。

 

また、シアター・オリンピックスの委員長であるテルゾプロス委員長は「国ごとに違う伝統や創造力があっても良い。それぞれ異質な文化を受け入れ、創造していく大切さを訴えたい」と述べ、どちらも国同士の違いがありつつもお互いを認められる橋を掛けたいという意思が強く現れていました。

 

主な上演作品

日本で上演されるのはおよそ30作品です。


鈴木忠志芸術監督の「リア王」「世界の果てからこんにちは」「サド侯爵夫人」や、ロシアのヴァレリー・フォーキン芸術監督による「Today.2016-…」、テルゾプロス・テルゾプロス委員長の「トロイアの女」、他にもアメリカ演出家のロバート・ウィルソン氏による「Lecture on Nothing」や中国のリュー・リービン氏による「天と地の間の生」、インドのラタン・ティヤム氏による「マクベス」などなど。

 

世界各国を代表する舞台芸術が一流の方々により上演される形となるため、他にも見どころポイントや作品が多数存在します。

 

会場について

第9回シアター・オリンピックスは、演出家・鈴木忠志が本拠地にしている富山県南砺市利賀村が会場になります。利賀にある利賀芸術公園はギリシア風の野外劇場から合掌造りを改装した屋内劇場など、6つの劇場が併設された舞台芸術施設群です。

 

他にも、黒部市にある宇奈月国際会館「セレネ」前沢ガーデンの野外ステージといった開放感の溢れるステージが多数用意されています。まさに国際的な舞台芸術にふさわしい会場だといえますよね。

 

今後のスケジュールは?

さて、初めての共同開催となる第9回シアター・オリンピックスですが、そのスケジュールについて気になる方も多いでしょう!スケジュール内容やチケット販売についてご紹介します。

 

スケジュール公開について

多数の作品を公開するため、1日ですべてが上演されるわけではありません。
基本的には金土日に集中して行う予定ですが、どこのエリアで何の舞台芸術作品が披露されるのか等、正式なスケジュール公開については5月上旬に公開される見込みとなっているようです。

 

チケット販売について

第9回シアター・オリンピックスのチケット販売は6月の下旬が予定となっています。販売されるチケットは通し券ではなく、舞台作品ごとにチケットを購入する形が想定されています。

 

広報サポーターを募集中

今回行われるシアター・オリンピックスは、舞台芸術の祭典として日本では20年ぶり。そこで、シアター・オリンピックス2019実行委員会では、ともに盛り上げてくれる広報サポーターを募集しているようです。

 

SNSや動画投稿でシアター・オリンピックスを宣伝したり、近隣のお店でポスターを掲示したり、国際的な舞台芸術に興味のある方は、一度広報サポーターに応募してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

いかがでしょうか?
今回は今年開催される「第9回シアター・オリンピックス」をご紹介しました。

 

「舞台芸術」に触れることができる貴重なチャンスです。
是非、足を運んでください。

 

また、シアター・オリンピックスについての新着情報はコチラの公式サイトをご確認ください。
https://www.theatre-oly.org/

 

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それではまた次回!!
なんと最高!!