南砺市の魅力
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お祭りのこと

「城端 むぎや祭り」富山県の二大民謡祭りに迫る!

富山県の二大民謡祭りの内のひとつ「むぎや祭り」。越中の小京都と呼ばれる城端がノスタルジックな雰囲気に染まります。今回もお祭りに参加してきました!

皆さん、こんにちは
なんと南太郎です。

 

弊社スタジオパールでは富山県南砺市利賀の大自然から生まれる“脇谷の水“を販売している地元の企業です!産まれも育ちも富山県南砺市出身の社長が地元を愛す思いからこの商品は開発されました。

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そんな社長が愛す南砺市を全国の皆さんに伝えるため、この「南砺市の魅力」ページでは南砺市の伝統的なお祭りや、新生グルメスポットまで南砺市に関する情報を幅広い角度からお届けします!

 

「南砺市、アツいじゃん」
皆さんにそう思ってもらえるよう日々更新をいたします!どうぞ、よろしくお願いします!今回は越中の小京都と呼ばれる城端で開催されている「むぎや祭り」をご紹介。

 

まずは皆さん、「むぎや祭り」はご存知でしょうか。
富山県を代表する民謡「むぎや節」と、地域に古くから根付いている「むぎや踊り」が人々を魅了する城端の伝統的な祭りです。

 

今回は「むぎや祭り」を主催する”南砺市観光協会”に取材を行い、お祭り当日も現地に足を運んできました。

 

「むぎや祭り」を大解説

それでは「むぎや祭り」とはどんなお祭りなのでしょうか?
取材から分かったことをまとめてみました。

 

どんなお祭りなの?

まず、富山県には五箇山民謡とと呼ばれる有名な民謡が3つ存在します。

 

1.むぎや節
2.こきりこ節
3.古代神

 

この3つの中の一つ「むぎや節」を城端の町民で踊り歌う祭り、それが「むぎや祭り」です。
富山県の二大民謡祭りが「おわら風の盆」と「むぎや祭り」だと言われています。
毎年9月15日,16日に近い土日に開催されています。

 

むぎや節とは?

むぎや節の由来についてはいろいろな説があります。
平家の落人によって創られたとする説、平家の落武者が教えたことから「もんや節」と呼んだところから起こったとする説、さらには「お小夜節」の主人公であるお小夜が教えたものとする説などさまざまです。
どれを信じるかはあなた次第です。。。笑

 

むぎや節はこちらの写真の様に黒の紋付袴、白たすき、白足袋の格好に一尺五寸の刀を差して、笠を持って踊ります。
黒と白のシンプルな色づかいの中に緋色の刀が浮き上がり、色の対比が体や手足の動きをはっきりと映し出します。
笠を回転させたり、上下に動かしたりする中に一瞬の静止を入れることで、静と動の対比を強調しているのも特徴です。

 

[むぎや節 歌詞]
麦や菜種は二年で刈るが
麻が刈らりょか半土用に
浪の屋島を遠くのがれて来て
薪こるてふ深山辺に
烏帽子狩衣脱ぎうちすてて
今は越路の杣刀
心淋しや落ち行くみちは
川の鳴瀬と鹿の声
川の鳴瀬に布機たてて
波に織らせて岩に着しょう
鮎は瀬につく鳥は木に止まる
人は情の下に住む

 

祭りの歴史は?

むぎや祭りは昭和28年から始まりました。

 

なぜ五箇山民謡が城端で発展したのかといいますと、、、
元々は五箇山地方で踊られていた踊りを、城端の町民が五箇山の方々に習っていたそうです。
当時の五箇山は交通の便が悪く、五箇山の方々は外に出て広くむぎや節を広めることができませんでした。
そこで、踊りを習っていた城端の町民がむぎや節を広めるために祭りを開催したのが始まりなんだそうです。

 

伝統と文化はこうやって広まって行ったのですね。
感動的です。それではお祭り当日のレポートに移ります!

 

「むぎや祭り」に突撃取材

当日は生憎の雨でしたが、むぎや節LOVEな南砺市民は雨なんて気にしません。
さっそく、お祭りの様子を紹介していきます。

 

城端別院善徳寺やじょうはな座のメインの共演会場や街並みで、2日間にわたり民謡踊りが披露されます。

 

街並みを踊るだけではなく、毎年むぎや踊り競演会やむぎや節コンクール全国大会も開催。
県内外の人たちで盛り上がります。会場はこちら、ちょっと早く着きすぎましたね。笑

 

地元のお店も含めて、たこ焼きや焼きそばなどの屋台もたくさん出ています。
9月に入って初秋を感じる季節に、屋台が連なっている景色は新鮮でした。

 

当日のスケジュールはコチラのとおり。
むぎや踊りの講習会・よさこいコンテストなど、観光客も楽しめるイベントが目白押しです!

 

駐車場は無料・有料があると記載されていましたが、関係者や障害者以外は有料の方へ案内されます。
近隣の駐車場やマップ情報はコチラになります。

 

祝10周年!!アニメ「true tears」の聖地

城端のむぎや祭といえば、アニメ「true tears」の聖地でもあります。
そして、そんな富山を代表するアニメを作り出したP.A Worksもこの城端町にオフィスをかまえています。

 

今年10周年ということもあり、多くのファンが城端の町に集結しておりました。P.A Worksさん、おめでとうございます!

 

むぎや踊りの講習会に参加

当日は地元の皆さんがお祭りの来場者に踊りを伝える、講習会が開催されていました!
私、なんと南太郎もむぎや踊りの講習会に参加してきました。
インストラクターの踊りを参考に、見よう見まねでついていくスタイル。

 

優雅な踊りを想像していたのですが、まさかの真逆っ!!上半身も下半身もがっつり動かし、スピード感もあります。
ついていくのがやっとで、かなり体力を消耗しました。水分補給しないと辛いです。

水分補給は「利賀の脇谷の水」で決まりです!!!

 

体験終了後、延長で撮影会スタート。
インストラクターの方がこれまたイケメンで画になる。
講習会、楽しませていただきました。

 

本場のむぎや踊り

坂道を歩いていると、うっすら笛と歌声が・・・。その先でなんとすでに本場のむぎや踊りが始まってるじゃありませんか!?
一度踊りを体験しているだけに、辛さが伝わってきます。小・中学生の子どもたちが頑張って踊っていました。

 

そのあとに成人の方々による踊り、民謡に合わせて踊る姿は緊張感もありながらも、華やかで美しかったです。

 

「じゃんとこいむぎや2018」も開催

善徳寺から徒歩5分の場所にメインステージがあり、そちらではじゃんとこいむぎや2018が開催されていました。
現代風にアレンジされたむぎや節の音色にあわせて老若男女が踊りの腕を披露します!

 

総勢25組のチームが日中から夜まで熱い踊りを繰り広げます。
この日にかける情熱に熱気を感じさせる踊りっぷりでした。
今まであまり踊りを見たことがなかったのですが、色々なパフォーマンスがあって見ているだけで楽しめました!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は越中の小京都と呼ばれる城端で開催されている「むぎや祭り」についてご紹介しました。

 

世代をこえた地元の祭り、根付く伝統になんと南太郎は感動が止まりません。
むぎや祭では、歴史ある伝統を「民謡と踊り」を通して感じることができます。

むぎや踊りの講習会は楽しかったですし、良い思い出づくりになりました。
今回は日中だけお邪魔しましたが、夜の街並み踊りもさぞ風情があってよかったことでしょう。来年は夜にもお邪魔させていただこう!

 

スタジオパールでは南砺市の伝統的文化の継承を応援しています!
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詳しくは、スタジオパールにお問い合わせください。

 

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それではまた次回!!
なんと最高!!